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コラム 最終更新: 2026年9月25日

2社間ファクタリングとは?仕組みとメリット・デメリット

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い、それぞれのメリット・デメリットを図解的にわかりやすく解説します。

2社間ファクタリングとは

  • 2社間ファクタリングとは、利用者(売掛債権の持ち主)とファクタリング会社の2社だけで取引が完結するファクタリングの形態です
  • 日本のファクタリング市場では、2社間ファクタリングが主流となっています
  • 2社間ファクタリングは、売掛先に知られにくいのが最大のメリット。取引先との関係に配慮しながら、売掛金を早期に現金化できます

2社間ファクタリングとは、利用者(売掛債権の持ち主)とファクタリング会社の2社だけで取引が完結するファクタリングの形態です。売掛先(取引先)にはファクタリングの利用を通知せずに資金調達ができるのが最大の特徴です。

日本のファクタリング市場では、2社間ファクタリングが主流となっています。特にフリーランスや中小企業など、取引先との関係性を重視する事業者に多く利用されています。売掛先に知られたくないという心理的なハードルが低いことから、利用者の約7割が2社間方式を選んでいると言われています。

💡 ポイント

2社間ファクタリングは、売掛先に知られにくいのが最大のメリット。取引先との関係に配慮しながら、売掛金を早期に現金化できます。

2社間と3社間の取引フロー比較

  • 3社間ファクタリングでは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社が関与します
  • 3社間方式では売掛先の承諾を得るプロセスが加わるため、資金化までに1〜2週間程度かかるのが一般的です
  • ファクタリング会社に売掛債権の買取を申し込み、請求書や本人確認書類を提出します。オンライン完結型なら最短で即日対応も可能です
  • ファクタリング会社が売掛債権の信頼性を審査します。審査通過後、債権譲渡契約を締結。この過程で売掛先への通知は原則として行いません

2社間ファクタリングの流れ

STEP1:申し込み・書類提出

ファクタリング会社に売掛債権の買取を申し込み、請求書や本人確認書類を提出します。オンライン完結型なら最短で即日対応も可能です。

STEP2:審査・契約

ファクタリング会社が売掛債権の信頼性を審査します。審査通過後、債権譲渡契約を締結。この過程で売掛先への通知は原則として行いません。

STEP3:買取代金の入金

手数料を差し引いた金額が利用者の口座に振り込まれます。最短即日〜翌営業日が一般的です。

STEP4:売掛金の回収・送金

売掛先から支払期日に入金があったら、利用者がその金額をファクタリング会社に送金します。これで取引完了です。

3社間ファクタリングの流れ

3社間ファクタリングでは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社が関与します。売掛先に対してファクタリングの利用を通知し、承諾を得た上で取引を行います。売掛金の支払いは、売掛先からファクタリング会社に直接行われるため、利用者が回収・送金する必要がありません。

3社間方式では売掛先の承諾を得るプロセスが加わるため、資金化までに1〜2週間程度かかるのが一般的です。一方で、ファクタリング会社にとっての回収リスクが低くなるため、手数料は2社間より大幅に安くなります。

2社間ファクタリングのメリット

  • 取引先に知られないことは、ビジネス上非常に重要です
  • 売掛先にファクタリング利用を知られにくい
  • 最短即日で資金調達が可能
  • 売掛先の承諾が不要で手続きがスムーズ

取引先に知られないことは、ビジネス上非常に重要です。ファクタリングの利用が取引先に知られると、「資金繰りが苦しいのでは?」と不安を持たれ、今後の取引に影響が出る可能性があります。2社間方式なら、売掛先への通知は原則として行われないため、こうしたリスクを抑えやすくなります。

また、スピードも大きなメリットです。売掛先の承諾を得る必要がないため、申し込みから最短即日〜翌営業日で資金を受け取れます。急な資金需要にも対応しやすく、資金繰りの柔軟性が高まります。

2社間ファクタリングのデメリット

  • 手数料が3社間より高め(下限0.5〜10%・上限8〜15%〔当サイト調べ:掲載19社の公式表記〕)
  • 最大のデメリットは手数料の高さです
  • また、債権譲渡登記が必要になるケースもあります
  • 2社間ファクタリングでは、売掛先から入金があったらすみやかにファクタリング会社に送金する義務があります

最大のデメリットは手数料の高さです。2社間ファクタリングの手数料は3社間より高めです。当サイト掲載31社のうち、公式サイトで2社間・3社間の手数料を確認できた会社の表記では、2社間(19社)は下限0.5〜10%・上限8〜15%、3社間(8社)は下限0.5〜2%・上限4.9〜10.5%です(上限は記載のある会社のみ。当サイト調べ、2026年9月時点)。これは、ファクタリング会社にとって売掛金の回収リスクが高くなるためです。2社間では利用者が売掛金を回収してファクタリング会社に送金する義務を負いますが、その途中で利用者が倒産したり、資金を流用したりするリスクがあるためです。

また、債権譲渡登記が必要になるケースもあります。登記費用(数万円程度)が別途発生し、登記情報は公開されるため、第三者に債権譲渡の事実を知られる可能性がゼロではありません。ただし、オンライン完結型のサービスを中心に、登記不要で利用できるファクタリング会社もあります。

⚠️ 注意

2社間ファクタリングでは、売掛先から入金があったらすみやかにファクタリング会社に送金する義務があります。入金を自社の運転資金に流用すると、契約違反となり法的トラブルに発展する恐れがあります。

2社間vs3社間|比較表

2社間ファクタリング
手数料下限0.5〜10%・上限8〜15%(当サイト調べ:掲載19社の公式表記)
資金化スピード最短即日
売掛先への通知なし
売掛金の回収自社で行う
契約の手軽さ◎ オンライン完結可
3社間ファクタリング
手数料下限0.5〜2%・上限4.9〜10.5%(当サイト調べ:掲載8社の公式表記)
資金化スピード1〜2週間
売掛先への通知あり(承諾必要)
売掛金の回収ファクタリング会社が直接回収
契約の手軽さ△ 売掛先の承諾が必要

どちらを選ぶべき?判断基準

  • 時間に余裕がある:資金化まで1〜2週間待てる場合
  • 初めてファクタリングを利用する方には、まず2社間ファクタリングがおすすめです
  • 2社間ファクタリングに対応したファクタリング会社をご紹介します。いずれもオンライン完結に対応しています
  • 急いで資金が必要:即日〜翌営業日で現金化したい場合

2社間ファクタリングが向いているケース

3社間ファクタリングが向いているケース

初めてファクタリングを利用する方には、まず2社間ファクタリングがおすすめです。売掛先への通知が不要で手続きもシンプル。慣れてきたら、コスト削減のために3社間も検討してみましょう。

— キャッシュガイド編集部

おすすめのファクタリング会社

2社間ファクタリングに対応したファクタリング会社をご紹介します。いずれもオンライン完結に対応しています。

TRUSTLYNE
手数料10%〜
入金速度審査完了後、最短30分
対応形態2社間対応
ペイトナー
手数料10%固定
入金速度審査後、最短即日
対応形態2社間対応
ラボル
手数料10%固定
入金速度審査後、最短30分
対応形態2社間対応
OLTA
手数料2〜9%
入金速度最短即日
対応形態2社間対応

よくある質問

2社間ファクタリングは違法ですか?
いいえ、違法ではありません。2社間ファクタリングは民法上の「債権譲渡」に基づく合法的な取引です。2020年の民法改正により債権譲渡禁止特約がある売掛金でも譲渡が可能になり、法的な裏付けがさらに強化されました。ただし、売主が債権を買い戻すこととされているなど、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われる契約は貸金業に該当するおそれがあり、金融庁は、貸金業に該当するかは「契約書にノンリコース(売却した売掛債権等が返済不能になっても売却した事業者に返済義務は生じないこと)の規定があるかなどの形式的な要素だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断されるもの」としています。契約内容の確認は重要です。
2社間ファクタリングで売掛先にバレることはありますか?
通常の取引では、売掛先に知られることは原則としてありません。2社間では売掛先への通知は原則として行われず、売掛金の回収も利用者自身が行います(支払いの遅延などの場合に売掛先へ連絡することがあると定めている会社もあります)。ただし、債権譲渡登記を行った場合は登記情報から判明する可能性がゼロではありません。心配な方は、登記不要のサービスを選びましょう。
個人事業主でも2社間ファクタリングは利用できますか?
はい、利用できます。ペイトナーやラボルなど、フリーランス・個人事業主が利用できるファクタリングサービスがあります。必要書類は、ペイトナーが請求書・口座入出金明細(初回のみ顔写真付き身分証も)、ラボルが本人確認書類・請求書・取引を証明するメールなどの審査資料です(各社公式サイト)。

まとめ

約70%
2社間を選ぶ割合
0.5〜10%
2社間の手数料の下限(当サイト調べ:掲載19社の公式表記)
最短即日
資金化スピード

2社間ファクタリングは、売掛先に知られにくく、スピーディーに資金調達しやすい方法です。手数料は3社間より高くなりますが、取引先との関係に配慮しながら柔軟に資金繰りを改善しやすいメリットがあります。急な資金需要やフリーランスの方には特におすすめです。当サイトのファクタリングランキングでは、2社間に対応した会社も紹介しています(各社公式サイトの公表条件をもとに、提携・広告関係も考慮して編集部が選んだものです)。

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❓ よくある質問

2社間ファクタリングとは?

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者間で行う取引です。取引先には原則として通知されないため、取引関係への影響を避けたい方に適しています。

2社間ファクタリングの手数料相場は?

当サイト掲載31社のうち、公式サイトで2社間の手数料を確認できた19社の表記では、下限0.5〜10%・上限8〜15%です(上限は記載のある9社のみ。当サイト調べ、2026年9月時点)。3社間に比べて手数料は高めですが、スピードと秘密保持の面でメリットがあります。

ファクタリングとは何ですか?

ファクタリングは、企業や個人事業主が持つ売掛金(請求書)をファクタリング会社に売却して、支払期日前に現金化するサービスです。借入ではないため、信用情報に影響しません。

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